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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 師 : [し] 【名詞】 1. (1) teacher 2. master 3. one's mentor 4. (2) the Reverend ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
掘り師(ほりし)とは砂金掘り師をはじめ何種類かの意味を持つが、ここではトレーディングカードアーケードゲームにおいて、極力短い時間で大量に排出カードを集めるだけで、真面目にプレイしようとしないプレイヤーのことを指す(師とは本来、尊敬される技能者への称号であるが、用法を転じた場合は山師や真剣師、詐欺師、竿師など、否定的・侮蔑的な意味で使われる事も多い)。 ==掘り師が生まれる背景== トレーディングカード式アーケードゲームは、一度プレイする度に新しいカードが排出されるが、コンプリート(全種類を揃えること)は容易なものではない。コンプリートのためには交換や売買が必要となるが、それでも確率的に困難となっている(こうしたゲーム本来の仕組みについては「トレーディングカードゲーム」を参照)。 その過程で、筐体から出るカードを大量に求める行為も必要な手段の一つとされ、極力短い時間でプレイを繰り返し、カードを多数確保しようとするプレイヤーが出てくる。またこれらの排出カードは完全にランダムではなく、出荷の工程上ある程度規則的な並び方が存在〔プレイヤーの間ではこれを「配列」と呼び、配列情報を並べた「配列検索サイト」まで存在する。〕し、配列を調べてからほしいカードの順番までプレイを続ける者もいる。また、アーケードカードはその性質上、月日と共に価値が確実に下落することと、基本的な相場が他のトレーディングカードよりも高めなため、新カード追加初日などには、転売目的で大量にカードを求めるプレイヤーも出てくる。 しかし通常通り遊んでいれば、ゲームが終了してカードが排出されるまでの間、最低数分間のプレイ(戦い)が存在するため、効率が悪い。 プレイには対CPU戦と対人戦が存在するが、CPUはプレイヤーのプレイ回数が少ない(弱い)場合はタイミングや攻撃を弱めてくるなど、本来は初心者の参入にあたりハードルを下げるためのシステムが採用されていることが多い。そうすると、CPU戦はプレイ終了までの時間が延びる。またゲームやそのプレイヤーの階級(続けて遊ぶことでレベルアップする)によっては、CPU戦と対人戦どちらしかプレイできない場合もある。 こうした事情の中、極力短い時間で多数の排出カードを求める方法として、勝ち負けを気にせずできるだけ早くゲームを終え、カードを入手したらまた同様に次のゲームを早く終える行為が生まれてきた。本来の目的である勝負を放棄し大量のカードを漁る姿が、価値ある物を掘り出すように見えるので、誰となく「掘り師」と呼ばれるようになった。 なお、「三国志大戦」「アクエリアンエイジオルタナティブ」などでは勝ち進むとプレイ料金(=カード代金)が安くなることから、大量にICカードを作成し、低い階級のみでプレイすることにより、初心者などの弱い対戦相手を狙ってマッチングさせ、確実に勝てる相手を狩ることで少しでも安くカードを手に入れようとする「狩り師」も存在する。「狩り師」は、参入の障壁になることからゲームの人気を低下させる迷惑な存在である。「掘り師」との違いは、『時間の効率』『投資の効率』のどちらを優先するかにある。もちろんメーカー側もこれらの行為に対する苦情は承知しており、例えば三国志大戦シリーズでは「狩り師」や、逆に他人のカードを階級を上げる「代打ち」などの行為に対してセガより公式見解として「一人のプレイヤーが複数のICカードを持つ、または複数のプレイヤーが一枚のICカードを共有する行為」を禁じており、悪質な場合にはICカードの停止などのペナルティを課すとしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「掘り師 (ゲーム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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